経済指標発表でスプレッドが急に広がる?広がりやすい3つの経済指標

経済指標発表でスプレッドが急に広がる?広がりやすい3つの経済指標

FXトレードでは、取引ごとにスプレッドが発生します。

スプレッドは買値と売値の差であるため、スプレッドの幅が広いほど注文時に発生する損失は大きくなります。

スプレッドの狭い通貨ペアでトレードすることは、取引コストを抑えることにもつながります。

海外FXでは、変動スプレッドや原則固定スプレッドが導入されているため、スプレッドが急激に広がることがあります。

今回は、経済指標発表にスプレッドが急に広がってしまう理由について解説していきます。

経済指標発表時のレートの変化によるスプレッドの拡大

FXは、レートが動くことを利用して行う投資です。レートは秒単位で動いており、通貨ペアによってレートの動きも異なります。

レートの動きは常に一定ではなく、急激に動くこともあります。

たとえば、1ドル110円のドル円ペアが、急激なレート変化によって1秒後に109円になることもあります。

FXにはロスカットがありますが、預けている資金がロスカットの水準を下回ったときに強制決済される仕組みです。

本来なら、レートが動いてもロスカットで最低限の資産は守られます。

しかし、1秒間で1円も動くような通常とは乖離したレート変化が起こると、ロスカットが間に合わない場合があります。

そうなるとトレーダーは預けている資金以上の損失が出てしまうわけです。海外FXには、0円を下回った口座の残高分は請求しない追証があります。

つまり、損失分はFX会社が負担しなければなりません。

レートが大きく動くときに、事前にスプレッドを広げることによってFX会社は損失のリスクを防ぐことができます。

FXで急激にスプレッドが広がるのは、だいたい急激なレート変化が起こる場合です。

このタイミングはロスカットのリスクも高くなっているので、取引しない方が無難です。

経済指標発表時にスプレッドは広がる

経済指標が発表されると、スプレッドは急激に拡大します。スプレッドが広がるのは、取引量が一気に増えることが理由です。

スプレッドは取引量が少ないほど広がりやすい特徴がありますが、取引量が極端に多い場合も不安定になってスプレッドが広がります。

経済指標は、その国の経済状況に関わる大きな要素です。

同じ経済指標の発表でも、スプレッドの広がり方には差があります。経済指標の多くは、事前に発表が告知されているのが一般的です。

トレーダーは、経済指標の内容に対してある程度の予測を立てます。

以前よりも経済状況が回復しているようなら通貨の価値は上がり、経済状況が悪化しているなら通貨の価値は下がります。

スプレッドの広がり方は、トレーダーの予想とどれだけ違っているかで異なります。

多くのトレーダーが経済状況の回復を予想している中、経済指標が悪かった場合は市場が混乱し、スプレッドは広がります。

一方、予想通りの展開であればスプレッドの広がりは最小限に抑えられます。

スプレッド固定における経済指標発表のスプレッドの変化

海外FX会社の中には、スプレッド固定をアピールしているところもあります。

スプレッド固定には原則固定と完全固定があり、それぞれのスプレッドタイプによって経済指標発表時のスプレッドの変化は異なるので注意が必要です。

ここでは、二つの固定スプレッドの違いを紹介します。

完全固定スプレッド

経済指標の発表があっても、スプレッドが変化しないタイプです。常に一定のスプレッドで取引できるのがメリットになります。

一方で、平素のときもスプレッドは広めに設定されています。

これは、経済指標の発表時など急激にスプレッドが広がるときに発生するコストを、スプレッドが狭いタイミングで回収していることが理由です。

完全固定スプレッドは、経済指標などレートの動きが大きいタイミングに限定して取引する人に向いています。

原則固定スプレッド

普段は狭いスプレッドで固定されていますが、経済指標の発表があるとスプレッドが広がるタイプです。

原則固定スプレッドで設定している海外FX会社の中には、[99%スプレッド固定]と記載しているところもあります。

これだけ見ると経済指標の発表があっても安心できると感じるかもしれません。

しかし、経済指標の発表は頻繁にあるものではありません。残りの1%が経済指標発表になるとも取れます。

完全固定でない限り、経済指標の発表があるとスプレッドは広がると考えておいた方が無難です。

経済指標発表前後の取引を避けることで、スプレッドの広がりによるリスクを避けることができます。

スプレッドが特に広がりやすい3つの経済指標

各国ごとに経済指標は発表されています。そのため、注文している通貨を発行している国の経済指標を参考にすることも大事です。

ちなみに、世界の基軸通貨であるドルを発行しているアメリカの経済指標は、直接的に関係のない通貨にも間接的な影響を与えます。

海外FX初心者は、ドルを含む通貨ペアで取引するのがベターです。まずは、アメリカの重要な経済指標を覚えていきましょう。

雇用統計

毎月第1金曜日に発表されている経済指標です。非農業部門雇用者数と失業率を発表しています。日本時間で22:30分の発表になります。

経済指標の中でも、特に重要度が高いのが特徴です。失業率の増加は、経済の悪化を示すため、ドルの価値が相対的に下がります。

雇用統計情報の発表後は、スプレッドの広がりが特に大きくなるタイミングです。

ISM製造業景況指数

毎月第1営業日に発表されている経済指標です。月初めに公表される情報になるので、景気の動向を探る要素にもなります。

この指標は、製造業の景況感を示しており、製造業の各企業の担当者に企業の生産意欲や計画、資源の供給状況などを聞き取りし、数値化して発表しています。

米・FOMC政策金利発表

経済状況を示す要素の一つに金利があります。日本は低金利で推移しているため、金利による通貨への影響は少ないものの、下降傾向にあるアメリカの金利の変化は経済に大きな影響を与えます。

年に8回の発表となり、金利に大きな動きが生じると経済不安が増大してスプレッドも拡大します。

流動性の低さがスプレッドを広がる原因になる

通貨ペアによってスプレッドは異なります。ドルや円、ユーロなどの主要通貨同士の通貨ならスプレッドは狭く、発展途上国通貨が絡む通貨ペアはスプレッドが広くなっています。

このように通貨ペアによってスプレッドが異なるのは、取引量の違いが影響します。

取引量が多い通貨ペアは流動性が大きく、反対に取引量が少ない通貨ペアは流動性が小さいと言えます。

同一通貨で見ても、流動性は変化します。一日の中で見ると、多くの為替市場が閉まっている5時から8時までの時間帯は流動性が低い時間帯です。

そのため、スプレッドは早朝に広がりやすい特徴があります。

年末年始やゴールデンウィークのように休暇を取る人が多いタイミングも、流動性が低くなるので、スプレッドが広がりやすいタイミングです。

ちなみに、流動性が低くなるとスプレッドが広がるのは、値動きが大きくなりやすいことが理由となります。

つまり、急激な為替レートの変化が起こってスプレッドが広がるのと根本は同じです。

スプレッドが急に広がるときはリスクが大きい

スプレッドが広いということは、スプレッドによる損失が大きいことでもあります。

トレンドに乗ることができても、スプレッド分のマイナスを超える利益を出さないと利益を出すことはできません。

スプレッドが広がる原因にはいろいろありますが、共通しているのはFX会社がリスク対策のために行っていることです。

流動性が低く、レートが激しく動くタイミングを狙ってトレードする人もいます。しかし、初心者がスプレッドの広がっているときに利益を狙うのは無謀です。

海外FXは、高いレバレッジをかけてトレードできるのが魅力です。

スプレッドが広がってレートの動きが大きいときを狙ってトレードしなくても、スプレッドが狭くレートの動きが小さいタイミングでレバレッジをしっかりかけて取引をすることで利益を狙うことができます。

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