少額の資金でも、数百倍以上のレバレッジが使える海外FXなら、短期間で大きな利益が得られるチャンスもあります。
その資金効率の高さから、適切な資金管理ができず、さまざまな失敗をする初心者も少なくありません。
海外FXは、取引を始めた1年目から、数百万・数千万円以上の利益が出る場合もあります。
中には、税金のルールが分からず、確定申告で失敗する人もいます。
今回は、海外FXの失敗例を紹介すると共に、「どうすれば失敗せずに海外FXができるか!」についても解説します。
Contents
海外FXの3つの失敗例
海外FXで多い失敗は、
- ハイレバレッジトレードで追証を受けるケース
- 短期間で儲けて豪遊して借金地獄になるケース
- 確定申告をせずにペナルティを受けるケース
などがあります。
ここでは、これらの失敗例と原因について詳しく見ていきましょう。
海外FXの失敗例①追証でホームレス!?
海外FXの失敗事例として、追証が多くあります。
為替変動が発生した際にロスカットが間に合わず、ロスカットラインを大幅に下回って約定し、借金を抱えてしまうのが追証です。
たとえば、ロスカットラインが3000円だったとします。
為替変動によって、口座の残高が3000円になった時点でロスカットするため、本来ならロスカットしても3000円が残ります。
しかし、急激な為替変動が起こってしまうと、本来なら3000円でロスカットするところ、-3000円や-10000円など、口座の残高が0円を下回って約定してしまうのです。
ハイレバレッジを使うと、必要証拠金が減り、ロスカットラインも下がるため、追証を受ける可能性も高くなります。
通常の相場ではほとんどありませんが、“リーマンショック”や“スイスフランショック”などでは、多くのトレーダーが追証で多額の借金を抱え、ホームレスも続出したと言われています。
ただし、追証については、“追証なしのゼロカットシステム”がある海外FX業者を選べば問題ありません。
追証なしのゼロカットは、口座の残高が0円を下回っても、その借金分は請求しないシステムです。
仮に、3000円のロスカットラインで、ー10000円で約定しても、請求されるのは「3000円ー0円=3000円」となり、借金分の10000円は請求されません。
追証でホームレスにならないために、追証なしのゼロカットシステムがある海外FX選びは必須です。
海外FXの失敗例②儲けたお金で豪遊して借金地獄!?
海外FXの失敗で多いのは、短期間で多額のお金が手に入ってしまい、お金の使い方を間違えて借金地獄に陥るケースです。
100倍~1000倍のレバレッジが使える海外FXでは、少ない元手でも、数週間・数カ月の間に多額の利益が出ることも珍しくありません。
1万円の元手でスタートし、3カ月以内に100万円まで資金を増やしたと言う事例もあります。
失敗の経験が少ない海外FX初心者が、短期間のうちに海外FXで大きな利益を出してしまうと、自分の能力に過信して、同じ状態がこれからも続くと錯覚してしまいます。
最初のうちは、海外FXで儲けたお金は、できるだけ取引に使うのが望ましく、プライベートのお金として使えるようになるのは、安定した利益が出せるようになってからです。
大金が入ってくると、ついつい豪遊したくなります。
欲に負けて豪遊していると、金銭感覚が狂ってしまい、資金管理ができなくなり、取引に使えるお金が無くなり、最終的に金融機関からお金を借りて借金地獄に陥ってしまいます。
海外FXの失敗例③確定申告しなかった主婦が刑事罰!?
海外FX初心者には、主婦もたくさんいます。
平日24時間いつでも取引できる海外FXは、家事や育児に追われる主婦でも、空き時間を使って取引できて人気です。
主婦が海外FXで失敗するパターンとして確定申告があります。
配偶者の扶養に入っている主婦でも、海外FXで利益を出したら、確定申告して納税しなければなりません。
「主人に内緒で海外FXをしている」、「海外FXなので納税しなくてもバレない」、「確定申告が分からない」など、さまざまな理由から確定申告をしない主婦もいます。
しかし、どんな理由があっても、きちんと税金を納めないのは脱税です。
過去には、FXで大金を手に入れた主婦が脱税をし、懲役刑を受けた事例もあります。
せっかく海外FXで儲けても、脱税でペナルティや懲役刑を受けてしまっては意味がありません。
海外FXで利益が出たら、必ず確定申告をして納税しましょう。
海外FX取引で失敗しない5つの方法
海外FX初心者は、適切な資金管理ができずに失敗するケースがほとんどです。
失敗しないためにも、最初のうちは慎重に海外FXに慣れていきましょう。
また、口座を開設する海外FX業者のサービスやサポートも、失敗するかどうかに関わってきます。
ここでは、海外FX取引で失敗しないために注意したい5つのポイントを解説します。
海外FXで失敗しない方法①少額からスタートする
海外FXを始めるコツは、少額からスタートすることです。
海外FX業者の多くは、1万円あれば口座開設をして取引できます。
「1万円で利益はあるの?」と思う人もいるかもしれません。
仮に、1ドル100円の通貨を100通貨(1万円)購入して取引をしても、1円の値動きで手元に入ってくるお金は100円です。
これだと、勝っても資産は効率よく増えません。
もちろん、少額スタートは“取引に慣れる”という意味合いもありますが、“ハイレバレッジを使って取引量を増やす”という意味もあります。
1万円の資金だと、レバレッジを使わないと100通貨の取引しかできませんが、レバレッジを使って取引を増やすと、どうなるでしょうか?以下の表を見てください。
レバレッジ | 通貨量 | 1円の値動きで発生する損益 |
レバレッジなし | 100通貨 | 1円の値動き=100円の損益 |
レバレッジ10倍 | 1000通貨 | 1円の値動き=1000円の損益 |
レバレッジ100倍 | 1万通貨 | 1円の値動き=1万円の損益 |
レバレッジ1000倍 | 10万通貨 | 1円の値動き=10万円の損益 |
レバレッジを使って取引量を増やせば、大きな利益が狙えます。
ただし、最初からレバレッジを高く設定するのは失敗の原因になるので禁物です。
少しずつレバレッジを引き上げていきましょう。
海外FXで失敗しない方法②損切りをして適切な資金管理をする
海外FX初心者の負けパターンとして多いのが、損切りができずに含み損を多く抱えることです。
海外FXで勝つためには、損切りが重要と言われています。
しかし、初心者ほど損切りは上手くできないものです。
初心者が損切りできないのは、
- 損失の確定に対するネガティブな感情
- 放っておけばレートが反転して含み損が減る
という希望的観測です。
含み損のポジションを持っていても、レートが反転すれば、含み損が解消して含み益に転じる可能性もあります。
わざわざ損切りをして、損失を確定させるメリットがないと考えがちです。
それでは、損切りせずに上手くいったとします。
次に含み損のポジションを持っても、前回の成功体験があるので、レートが反転するのを待ちます。
上手くいけば、次も同じ手法を使うでしょう。
たまたま上手くいっても、同じ状況が永久に続くことはありません。
最終的には、ポジションの含み損が膨らみ、ロスカットに至って資金の大半を失い、スタート地点以下に戻ってしまうわけです。
損切りはFXで勝つために必要不可欠です。
ただし、損切りばかりだと利益は増えません。
10pipsが損切りラインなら、20pipsを利確ラインにするなど、損切りラインの2倍以上を利確ラインに設定するのがコツです。
また、1回の取引で許容できる損失額は、口座資金の2%が目安になります。
10万円の資金で取引するなら、1回の損切りは2000円以下になるように設定しましょう。
損切りと資金管理を徹底すれば、大きく負けて失敗することはありません。
海外FXで失敗しない方③法初心者はデモトレードを活用する
海外FXの取引で失敗しないためには、デモトレードを活用しましょう。
海外FX業者によっては、専用のデモ口座を用意しています。
デモ口座は、仮想のお金を使い、実際の取引環境でトレードできる練習用の口座です。
デモ口座では、ハイレバレッジを使ったトレードもできるため、海外FXのハイレバレッジに慣れるためにも利用したいものです。
デモ口座で勝てるようになってから、リアル口座で取引を開始しても遅くはありません。
ただし、デモ口座で勝てていたのに、リアル口座になると勝てなくなるトレーダーもいます。
自分の資金を使わないデモトレードだと、思い切った取引ができるのに対し、自分の資金を使うリアルトレードだと、損失を恐れて取引するためです。
FXの勝敗はメンタルが深く関わっているため、デモトレードからリアルトレードに移行するときは、気持ちの持ちようにも注意しましょう。
また、デモトレードでは、取引回数に対する「勝率」と「失敗率」も意識しておきましょう。
海外FXで失敗しない方法④レートの動きが大きな通貨に手を出さない
海外FXで初心者が失敗しないためには、レートの動きが大きな通貨に手を出さないことです。
特に、豪ドルやポンドなどの資源国通貨や、トルコリラやメキシコペソなどの新興国通貨が絡む通貨ペアは要注意です。
これらの通貨は取引量が少なく、レートが安定しているように見えても、急にレートが動いてロスカットするケースもあります。
初心者が失敗しないためにおすすめの通貨ペアは、
- ドル/円
- ドル/ユーロ
- 円/ユーロ
など、基軸通貨同士のペアです。
他の通貨に比べて、値動きが安定しています。
利幅も小さくなりますが、レバレッジを使って取引量を調整すれば、小さな利幅でも大きな利益が狙えます。
海外FXで失敗しない方法⑤サポートやゼロカットがある業者を利用する
海外FX初心者が失敗しないためには、ゼロカットがありサポートが充実している海外FX業者を利用しましょう。
海外FX業者によってサポートの質は大きく異なり、まったく日本語対応してない業者もあれば、連絡しても返事が返ってこない業者もあります。
トラブルに遭ったとき、日本語が通じないことや返信が来ないのは大きなストレスです。
ウェブサイトが日本語なのはもちろん、現地の日本人スタッフから、電話やチャットのサポートが受けられることもポイントになります。
また、追証対策のためにも“追証なしのゼロカットシステム”を採用している業者を選びましょう。
失敗しない!おすすめの海外FX業者
海外FXで失敗しないためには、
- デモ口座がある
- 追証なしのゼロカットがある
- サポートが充実している
業者選びが必須です。
他にも、
- 上限レバレッジが高い
- スプレッドが狭い
- 約定力が高い
- 取引にプラスαのサービス
があるなども、取引で失敗しないための海外FX業者のポイントになります。
これらの条件を満たす、おすすめの海外FX業者にGEMFOREXがあります。
1000倍レバレッジを実現し、高い約定力・狭いスプレッドで取引できます。
また、自動売買取引に使用するEAを無料で提供し、ミラートレードシステムも無料で使えます。
自動売買取引の環境が整っており、成績が良いEAやミラートレードを選べば、取引の失敗率も下げられます。
海外FXで失敗しないためにも、サポートやサービスが充実している海外FX業者選びをしましょう。
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