海外FXのスプレッド比較するときの3つのポイントや注意点と平均スプレッドで比較する重要性

海外FXのスプレッド比較するときの3つのポイントや注意点と平均スプレッドで比較する重要性

最近のFX取引は、取引手数料を無料にして、基本的な取引コストをスプレッドにしています。

スプレッドは、買値と売値の差です。FX取引は、どの通貨ペアで注文しても、注文した時点ではスプレッド分の損失が出ています。

トレーダーはスプレッド分の損失も含めて、レート変動を待って利益が出るタイミングで約定させます。

海外FXもスプレッドがかかります。国内FX会社に比べると、スプレッドは広い傾向にあります。

トレーダーとしては、スプレッドは狭いほど取引コストを抑えられるメリットがあります。

しかし、単純にスプレッドの広さを比較するのはよくありません。今回は、海外FXのスプレッド比較するときの注意点のまとめを紹介します。

海外FX会社のスプレッドには3種類ある

どれくらいのスプレッドが必要になるのかは、各FX会社のウェブサイトにアクセスすると分かります。

チャートに表示されているAskとBidの差がスプレッドですが、トレーダーが分かりやすいようにスプレッドは別で表示されています。

表示されているスプレッドには三つの種類があることを、まずは覚えましょう

スプレッド①最大スプレッド

海外FX会社の多くは、変動スプレッドは原則固定スプレッド制を導入しています。

これらのスプレッドタイプは、そのときの状況に応じてスプレッドが変動する仕組みです。

一定期間中でもっとも大きくなったスプレッドを最大スプレッドと言います。

海外FX会社の中には最大スプレッドを表示しているところもありますが、トレーダーにとってスプレッドが広いことはネガティブ要素になるので、最大スプレッドを記載してないFX会社も少なくありません。

スプレッド②最小スプレッド

一定期間中に、もっとも小さくなったスプレッドを最小スプレッドと言います。

スプレッドにこだわるトレーダーにとって、スプレッドが小さいのはポジティブ要素です。

最小スプレッドは新規トレーダーを呼び込むいい宣伝になることから、webページの前面に最小スプレッドを表示している海外FX会社も少なくありません。

スプレッド③平均スプレッド

一定期間中のスプレッドを平均化したスプレッドを平均スプレッドと言います。

最大や最小スプレッドのように、瞬間のスプレッドではなく期間を通しての平均を知ることができます。

平均スプレッドは多くFX会社で情報公開していますが、最小スプレッドに比べると高くなるので、最小スプレッドの陰に隠れて平均スプレッドの表示が分かりにくい場合もあります。

スプレッドを比較するなら平均スプレッド一択

スプレッドは刻々と変動しています。安定して推移していたスプレッドが、一瞬だけ急激な動きをする場合もあります。

この瞬間的な動きによってつけられたスプレッドも、最小スプレッドや最大スプレッドに分類されます。

たとえば、1.0~1.5pipsのスプレッドで推移しているドル/円があるとします。

通常は、この範囲の中でスプレッドが上下していますが、システムエラーなどが生じて、一瞬だけ0.5pipsや2.0pipsのように、平均的なスプレッドから乖離した値が記録される場合があります。

乖離したスプレッドも期間中のスプレッドとして反映されるため、最小スプレッド0.5pips、最大スプレッド2.0pipsと表示されてしまうわけです。

最小スプレッドで比較すると、0.5pipsくらいのスプレッドで取引ができると錯覚してしまいます。

実際に口座を開設して取引してみると、1.0pipsから1.5pipsくらいなので、騙されたと感じるはずです。

しかし、最小スプレッドも最大スプレッドも表示されている数値に間違いはありません。これが、最小スプレッドや最大スプレッドで比較する怖さです。

平均スプレッドなら、一瞬乖離したスプレッドも平均化されるため、より実際のトレードに近いスプレッドが表示されます。

海外FX会社を選ぶときに、スプレッドで比較をするなら平均スプレッド一択です。

必ず、海外FX会社のwebページに記載されているスプレッドが平均スプレッドかどうかの確認もしておきましょう。

平均スプレッドで比較する3つのポイント

スプレッド比較のポイント①通貨ペアも含めて比較

通貨ペアによってスプレッドは異なります。

また、スプレッドが広いと言われている海外FXでも、ある通貨ペアだけ他の海外FX会社より低いこともあります。

たとえば、ドル/ユーロの通貨ペアに注文を入れて取引がしたい場合に、スプレッドが平均的に狭い海外FX会社Aとスプレッドが平均的に広い海外FX会社Bがあるとします。

米/円やドル/円や他の通貨ペアは海外FX会社Aの方が狭いのに、ドル/ユーロだけ海外FX会社Bの方が狭いこともあるわけです。

そのときの状況によって予想しやすい通貨ペアに注文を入れて取引するスタイルなら、全体的にスプレッドが狭い海外FX会社Aの方がおすすめです。

しかし、特定の通貨ペアを得意としていて、その通貨ペアのスプレッドが狭いなら、全体的にスプレッドが広くても海外FX会社Bをおすすめします。

スプレッド比較のポイント②取引手数料も含めて比較

海外FX会社によっては、スプレッドが狭い代わりに一回あたりの取引に別途手数料を請求するところもあります。

この場合、取引コストの比較は、単純にスプレッドを平均するだけではできません。一回あたりの取引にかかる平均スプレッドに、取引手数料を上乗せしてから比較する必要があります。

片道手数料が1ドルだった場合、往復手数料は2ドルです。取引手数料がかかる口座は1ロットの取引量に対する手数料なので、pipsに変換すると2ドル/1ロット=0.5pipsです。

つまり、スプレッドに0.5pipsを加えたものがトータルコストになります。スプレッドが低くても、取引手数料を加えるとトータルコストがかなり高くなる場合もあります。

スプレッド比較のポイント③トレードスタイルも含めて比較

スプレッドは、取引毎に発生する取引コストです。スキャルピングのように、短い時間で何回もトレードする人にとって、スプレッドの狭さは重要です。

単に取引コストが少ないからだけでなく、マイナスのポジションをプラスのポジションに転化させやすいからです。

一方、スワップポイントを狙ったスイングトレードは数日から数週間ポジションを保有したままになります。

スプレッドはトレードスタイルによらず一定なので、長期のポジション保有だとスプレッドの広さや狭さの重要度は小さくなります。

この場合、比較のポイントはスプレッドではなく、スワップポイントです。

このように、トレードスタイルや取引するタイミング、注文する通貨ペアによってスプレッドの重要性は異なります。

スプレッドを比較して狭いところを選ぶのではなく、他の要素も含めて総合的に判断して海外FX会社を選ぶことが大切です。

国内FXと海外FXのスプレッドの根本的な違い

スプレッドが狭いことを理由に、国内FXから海外FXに基盤を移すトレーダーはほとんどいません。

スプレッドだけを見ると、国内FXの方が狭いからです。トレードスタイルの違いから国内FXと海外FXのスプレッドの違いが生じています。

国内FXは、呑み注文と言ってFX会社との相対取引が基本です。注文が市場に流れないため、余分なコストがかからずスプレッドを狭くできます。

しかし、海外FXはインターバンク市場に注文を流す直接取引です。注文から約定までのタイムラグで生じるレートの違いで起こるリスクをカバーするために、スプレッドを広くする必要があります。

これだけ見ると国内FXのスプレッドの狭さに魅力を感じるかもしれません、しかし、相対取引はブラックボックスです。

トレーダーが不利になるスリッページやリクオートが発生することもあります。透明性の違いや約定力の違いもあるため、国内FXと海外FXのスプレッドの比較は注意が必要です。

スプレッドが広がる時間や動くタイミング

スプレッドが広がる時間や動くタイミング①早朝・長期休暇

1日の中で見ると、早朝の時間帯ほどスプレッドは動きやすい特徴があります。

早朝は世界の主要マーケットがクローズしているので、他の時間帯に比べると流動性が低下しています。

取引量が減っているので、値動きが安定せず、急にレートが飛んでしまうことも珍しくありません。

他の時間帯より値動きが大きくなっているので、スプレッドを広げて対策しています。

同じような原理で、ゴールデンウィークや年末年始などの長期休暇も取引量が少なくなって流動性が低下しスプレッドが動きます。

FX市場は世界経済に大きく左右されますが、トレーダーの投資も無視できないくらい大きな影響を与えています。

イベントがない平日の夜が流動性の高いタイミングで、スプレッドの動きが安定しやすいタイミングです。

スプレッドが広がる時間や動くタイミング②経済指標の発表前後

FX取引では経済指標が重要なポイントの一つです。経済指標には離職率や雇用統計情報、GDPなど、さまざまな指標があります。

経済指標はその国の経済状況を示すもので、経済が好調と捉えられると通貨が大量に買われ、経済が不調と捉えられると通貨が大量に売られるのが特徴です。

当然、トレーダーも経済指標の発表を注視しており、経済指標の発表前後は急激に取引が増えます。

取引が集中することで、経済指標発表前後はレートが飛びやすくなります。

当然、FX会社は急激なレート変動に耐えられるように、スプレッドを広げて対応します。

経済指標発表前後にレートが飛びやすいことは過去の統計からも分かるので、経済指標発表が発表される前の段階からスプレッドは徐々に広くなっていきます。

スプレッドは取引量が低下すると動きやすい特徴がありますが、取引量が極端に増えても動きます。

スプレッドが広がる時間や動くタイミング③テロ・戦争・世界経済に関わる有事が起きたとき

テロや戦争、リーマンショックやスイスフランショックのような有事が発生すると、著しい値動きが起こります。

過去の為替市場の変遷を見ても、有事が発生した直後の値動きがもっとも大きくなっています。

経済指標発表は事前に予測することができるので構えることができますが、有事に関しては前兆がないことも多く、身構える前に起こってしまうので市場が混乱しやすいのです。

有事が発生するとレートの急激な動きにつられて、スプレッドも急激に広がります。

予測できない有事ほど、混乱が落ち着くまでに時間がかかります。

このタイミングはレートが飛びやすいので利益を得るチャンスだと便乗して取引するトレーダーもいますが、初心者が混乱している市場に手を出すのはリスクしかないので、市場が落ち着くのを待つようにしましょう。

スプレッドが元に戻った頃が、市場の落ち着くタイミングでもあります。

スプレッドの注意点

スプレッドの注意点①原則固定のスプレッドでも動くときは動く

最近は原則固定のスプレッド制を導入する海外FX会社も増えています。

基本的にスプレッドが固定されており、有事が発生したときやレートの動きが活発になったときにスプレッドが変動するスタイルです。

原則固定スプレッドのメリットは、スプレッドのことを気にすることなく普段はFX取引できることです。

しかし、レートの動きが安定していると言っても流動性の変化や経済事情によって短い時間軸の中で急にレートが動くことは珍しくありません。

レートが著しく動くと、原則固定のスプレッドであってもスプレッドは動きます。

原則固定だからと言って、常に一定のスプレッドで取引できるわけではないので注意が必要です。

視点を変えると、スプレッドが動いているときは取引リスクが高いタイミングです。

海外FXは高いレバレッジをかけての取引が基本なので、ポジションを持ったままにしているとちょっとしたレートの動きでもロスカットに至ることがあります。

なるべくポジションを長く持たないようにすることや、スプレッドが広がっていくときは早期にポジションを決済させ、場の状況を見極めることも大事です。

スプレッドの注意点②流動性が小さい通貨はスプレッドが大きい

スプレッドは通貨ペアによって大きく異なります。たとえば、ドルやユーロ、円など取引量が多い通貨ペアだとスプレッドは1.0pips~1.5pipsです。

オーストラリアドルのように資源国の通貨とドルやユーロ、円のペアになると、1.5pips~2.0pipsになります。

通貨ペアでスプレッドが異なるのは、流動性の違いが理由です。

資源国通貨や新興国通貨は相対的に取引数が少なく、スプレッドはかなり広くなります。

流動性が下がるとスプレッドが広がるのは、FX会社がリスクヘッジするためです。流動性が小さい通貨ペアは値動きが大きい特徴があります。

値動きが大きいと、トレーダーが注文したレートと実際に注文したレートに違いが生じるようになります。

スプレッドにある程度の幅を持たせておくことで、注文したレートと実際に注文したレートが異なっても損失分のカバーができるわけです。

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